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最近今更ながら働くっていいなーと思ってる次第なのです。
半年間フリーターやったから妙に実感こもるんだが、まるまるフリーの時間があって家でこもって制作していてもうまく時間を使えてたとは到底思えない。集中してやろうにも区切りが無いから結局ダラダラやってたりする。朝も遅くなり、生活リズムも崩れるし、何かこうメリハリが無くなって活力が失われる感じ。

今は率直に仕事が楽しい。
旅行好きっていうのにも繋がるけど、基本的に新しい事、やった事の無い事をやる、知らない事を知る、そんな事が大好きな私は新しい環境が楽しくて仕方が無いみたい。学芸員ていう仕事だからってのもあると思うけど。展覧会は美術館だけでつくるんではなくて、様々な分野の仕事をしてる人達がいて初めて完成する。だから色んな人と交流する機会があるし、勿論作家の方とも会える、更に作品に触れ間近で見る事もできる(役得!)。いい刺激がすごくある職場だ。
そして大の苦手の早寝早起き(高校時代は遅刻常習犯・・・)も板についてきて、ちゃんと活動してるからか仕事以外の事をやる体力もまあまあある。まあ、資本主義社会ぎちぎちの売り上げ至上主義の大企業!とかではないから言えるのかもしれんが。

制作したり、常にやりたい事があるからそういうものに没頭してるのもいいんだけど、自分のやってる事が自己完結にならず、ちゃんと社会に反映される”仕事”というのもすごく面白いなと思った。
制作でそうなったら良いかなと思ったりするが、それはそうなったで良い面と悪い面があるだろう。私は描き続ける事が出来ないようで、何かインスピレーションがあったりして描くモードにならないとモチベーションが上がってこないから、絵一本になったとしたらどうなるのか。”プロになる”という意気込みの点で弱いかもしれない。

話は変わって、GW終わってしまいましたね〜。
休みボケでちょっと今日はぼーっとしてたかも。
で、私は何をしてたかと申しますと、どっか遠出するのは込んでそうで嫌なので、近場で楽しんでました。まず妹とそのベイビーと散歩がてら野草を摘んで、お酢リンスと化粧水用の野草抽出液を仕込みました。ヨモギとスギナで。まあ、ただお酢リンスはお酢漬けに、化粧水用は焼酎漬けにするだけなんですがね〜。ただ使えるのは数ヶ月後なのでまだまだ先です。

そしてそらみみの仲間とシジミ狩り!
初めての経験です。よく晴れて気持ちよかった〜。
ピクニック気分で川辺でサンドイッチをほおばった後、パンツ水につかってまで河の真ん中の穴場スポットの浅瀬に頑張って行き、たくさんの天然しじみ捕獲。結構アサリの小さいのぐらいの大きいのもたくさん取れて大満足でした☆シジミはアサリと違って目の荒いザルで砂ごとすくって左右にふるって取る方法なので、次の日は全身筋肉痛の後遺症がありましたが、美味しいしじみ汁を堪能、ボンゴレも美味かった!
後はお茶会のお手伝いしたり、そらみみで行われた石鹼作り講座の手伝いしたりしてました。手作りコスメに足を踏み入れた今日このごろです。てか結構色んな物簡単に作れるんだなー。




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前々から、兄嫁の自宅出産に立ち会う予定だった私は
出産予定日の10/4を前にして、もうすぐかな?とドキドキしていた。
そして予定日3日前の10/1の早朝5時半に兄から電話があり
近所の兄夫妻の家にすぐに駆けつけた。

そこにはロウソクの光の中
もう5分おきに陣痛がきている兄嫁と、兄が和室の布団の上にいた。
鍼灸マッサージ師である兄は手慣れた手つきで、お嫁さんの腰のあたりをマッサージしたり
テルミーと言う温灸で補助している。
私の役目は、お湯を沸かしたり、色んな産後の後始末などをする雑用と
ビデオや写真を撮ったり、何時に何が起きたか等の記録係である。
今回兄嫁は初産にして、医者、助産婦さんなし、兄と夫の妹である私の立会いのもと

自宅での出産をした。
もちろん私も兄も出産に立会うのは、初めてである。

いよいよ陣痛が強くなって来たので、陣痛の合間に沸かしたお風呂に移動する。
身体が温かくなり、リラックスできるし、循環もよくなり産まれやすくなる。
窓から入る白んで来た外の光と、キャンドルの光の中で、始めは動画を撮りながら
「どんなかんじですか〜?」との私の質問にも答える余裕があったが、
だんだんそれ所ではなくなってきた。
時間が経つにつれどんどん陣痛の感覚は短くなり、声と息も激しくなっていく。
私は陣痛がきた時間を記録しながら、写真と動画を撮り
お湯が冷めないように湯を沸かし続ける。

激しさが最高潮になり、私たちもがんばれ!と応援。
産む本人も赤ちゃんにがんばれ!と声を出す。
もうその場は凄い雰囲気である。
私が駆けつけてから1時間50分後、頭が出た!とお嫁さん
初産だし、もう少しかかると思っていた私と兄はもう!?とびっくり。
そして次のいきみで赤ちゃんがつるりと出て、
お嫁さんがお湯の中から持ち上げて抱っこした。

誕生の瞬間である。

当の本人でない私も、シンクロしてるのかもう何とも言えない感情が広がる。
すぐに赤ん坊は元気よく産声をあげた。
そのあと数分すぐに、あっ胎盤が出た!とお嫁さん。
しかし残りの半分がなかなか出てこない。
赤ちゃんがまだ泣いていたので取りあえず浴槽に入ったまま赤ちゃんを抱っこして落ち着く迄待つ。胎盤は1時間以内に出ないと危険らしいので、時間を見ながら
1時間経ったくらいに1回立とうかという事で、立ったら・・・ボトッ!

胎盤でた。

立てばよかったんだ〜と3人で思わず噴笑。

というか、赤ちゃんと胎盤が”へそのお”で繋がってるなんて初めて知った!
というか、見た!でも知ってみたら、なるほど、です。
知識として知ってても、こんな風になってるって実際に認識してる人って少ないんじゃないかなあ。私の母親世代は殆ど実物は見ていないようです。
しかも、へそのお、産まれて一時間位は触るとドックンドックンと脈打ってるんです。まだ生きてるの。それを殆どの病院ではすぐに切ってしますらしいのですが、実際に触るとよくこの生き物を切れるなあ・・・と思います。
赤ちゃんにとっても脈打ってるへその緒を切られるとすごく痛いそうです。それでさらに激しく泣いてしまうのだそう。まだ胎盤から栄養が送られているのですから。

胎盤はすごく大きい。
洗面器にいっぱいです。
人に言うとかなりビックリされるので、大きな声では言えませんが
胎盤は食べるとかなり滋養にいい。
ものすごく栄養満点である。胎盤由来のサプリもあるくらいなので本当です。
そして、自然界では食べるのが普通である。

という事で、食べてみました。

その日のうちだと、新鮮なのでお刺身でいけます。お醤油でね。
これが言っちゃ何ですが、すごく美味しいんです、ユッケみたいで。
大量にあるので、残りは醤油とみりん漬に。兄がさばきました。
ただ、人によって胎盤の味が違うみたいで、ジャンクフードやら添加物たっぷりの食生活をしていると、胎盤は石灰化して固くなったりしているそうです。
兄嫁は前々からちゃんとした食生活をしていたので、
本当に柔らかくて、全然臭みのないものでした。
血液の固まりみたいなもんですものねえ・・・

へその緒は、出生届に必要な一部をとって、
残りは干して、後々子供が風邪引いたときに、其れを煎じて飲むと良いそうです。
すごいですねー、余すところないです。
余談ですが、出生届けにはあと、へその緒と胎盤がつながってると分かる写真が必要みたいです。病院で産むと証明は医者がしてくれるけど、自宅だと自分で出すみたいですね。

それにしても親孝行な子です。
ちょうど出産一時金が42万になった日に産まれてくるなんて(笑。

とにかく、すごい一日でした。
私がなんかやった訳じゃないのに、もの凄い身体の疲れを感じました。
兄も翌日同じ感想をもらしてましたね笑。
なかなか赤ちゃんと胎盤の実物を見る機会って無いと思うので、
兄夫婦から許可をとって載っけます。



最近、暇とお金が出来きるたんび世界中ふらふら放浪してる知り合いに、近所にいいトルコ料理屋があるということで、連れて行ってもらった。


え~とまず、店の名前がない

トルコの国旗と現地さながらの雰囲気が目印です。
こんな地元にトルコ料理屋があるなんて、ぜっんぜん知らなかった!

店に着いた途端、うぉ、トルコ人しかいねぇ…
取り敢えず知ってるトルコ語でご挨拶 メルハバ!

日本ましてや愛知の地元なのにマヂでトルコにいる錯覚に陥ります。
窓の外に見える日本語がスゴイ違和感…。連れて行ってくれた彼は3年位通ってるらしく、馴染みの顔でオーナーのトミーさんと挨拶。

なにげに世界3大料理のトルコ料理。ケバブとドゥンドゥルマ(トルコアイス)しか思い
浮かないが、さーてなに食べようか~と言うと、えっメニューがない?
なんと、その日あるものを聞いて頼む仕組みらしい^^;)。
こりゃあ知ってる人に連れて来てもらわんと絶対来れんわ、ここ。

取り敢えず、全種類たのんでみた♪
パスタのスープ、野菜とお肉スープ、インゲン豆スープ、
焼いた青唐辛子・牛肉・鶏肉・ハンバーグがてんこ盛りのガーリックライス丼、
フランスパン食べ放題チャイも飲み放題
あと、ヨーグルトサラダ…サービスでフルーツ盛り合わせ…などなど次々と運ばれてきました。

トミーさんも混じって料理を食べながら色々しゃべって、夜もふけると、狭い店内に4卓ある机の2卓で何やら麻雀らしきものがはじまって、すごい楽しそうだ。
トルコの定番ゲームのようで、Okゲームという名前らしい。
私たちが興味津々に見てると、やる?って感じで、やってみることに☆
パズルのような麻雀って感じで、簡単に言うと手持ち札の数を取っては捨てて、揃えていき、揃うと「OK!」と言うっていうゲーム。
はじめは手持ち札をあけて教えてもらいながらやってから、本番に。
これがなかなか面白くて、気がついたら夜の11時過ぎてました。5時間くらい居座ってたなあ。

そして最後の料金にびっくり!
たらふく食べて飲んで3人で4千円、…安っ!
ゲームに熱中してるときにも、トウモロコシ粉の珍しいケーキ(?)までいただいて…。料理全部美味しかった~スパイスが効いてて。

ある場所のその空間に自分がとけ込んでる感覚が、
すごく心地よくて、すき
肩の力がふっとぬける瞬間。馴染むってやつだね。
ここのお店も独特だから始めは、自分が異邦人って感覚だったんだけど、
最終的にすごい自分が自然体になりました。
また行きたいです。

そろぞれの場所が持つ独特の空気とか、雰囲気ってあって、
実際に空気の質も違うんだろうけど、
例えば、パチンコ屋。
タバコの臭いと途切れる事のない台を流れる玉の音、おじさんの独り言。
また、高地の緑の中では清々しい空気、鳥のさえずりや、流水などの自然の音。
土地、空気、音、いる生き物、いる人、季節とか、ぜーんぶひっくるめて、いろんな場所をつくり出してるんだな。

自分が、そこに居る時間に比例して馴染んでくるものでも無くて、慣れってのもあるんだけど、ずっと自分が異質に感じられたりする場所もあったりもする。
まぁ、よくあるなーんか馴染めないなぁ…って感覚、肌で感じる。
ただその感覚も、根本はあるんだろうけど、
その時の自分の気持ち如何でまたころころ変わるんだ、これが。






先週日帰りで京都行ってきました。いやー近いね名古屋ー京都間は!往復4千円、片道3時間で行けちゃうんですね(お金無いからバスだよー)。

京都国立博物館で大絵巻展がやっていたので、突如強行でGOしました。大学の先輩と。国宝の源氏物語絵巻とか鳥獣戯画とか滅多に見れない絵巻たちが一堂に集って展示される機会もあまり無いですから。内容は、結構ボリューミィで絵巻の歴史、時代の流れがよーくわかりました。

が!会場が超満員!館の中に入るのに60分待ちでした。しかも館内でも源氏と鳥獣戯画見るのに30分待ち・・・・ありえない。マジでありえない。さらに並ぶ列に割り込む人あり、それをなじる人あり・・・人間のあさましさも鑑賞できました(笑)。地獄草紙、餓鬼草紙(実は結構これが私の本命だったりする)など本物見れて感激・・・餓鬼草紙に出てる餓鬼のフォルムが、か・・かわいい~☆物凄く気に入りました。しかしグッツ、餓鬼のTシャツやストラップがあるわけも無く、しょんぼりしていると、は、あった!はがき用の小さいクリアファイルに走る餓鬼の姿が♪・・・購入ー。

やはり元々の目的が物語を楽しむ為というものなので、楽しめました。でもこれが人がなかなか流れていかない原因でしたけど。

博物館を後にして、まだ時間があったので私たちは、竹内栖鳳という京都画壇の日本画家の旧私邸が、お洒落なレストラン&バーになっているらしいので行ってみました。門の外でうろうろしていると、冷徹そうなボーイさんがわざわざ坂の下までお出迎えに。
レストランの方はイタリアンレストランになっていて、高級コース料理が食べられる。そんなお金も時間も無い私たちはちょっとお茶をする為バーに案内された。純日本家屋の中にモダンなバーが。庭園を眺めつつケーキと紅茶を注文。店員は何故か全てイケメンで必ずテーブルに来ると方膝をついて対応する。うわ~なんかお嬢様になった気分だよ!そして店内をうろつきたいが為にトイレへゴー。席に戻る途中に会った店員3人全てが「おかえりなさいませ」と私に対してお辞儀。え、トイレ行ってただけなのに「おかえりなさいませ」!?は・・恥ずかしい。

葉巻がずらっとウィンドウの中に置いてあって、注文もできる。色々説明を聞いたら、葉巻は肺まで吸わずふかすだけでその匂いを楽しむものなのだそうだ。知らなかった。2人とも煙草は全く吸わないのだが、其れを聞いて挑戦する事に。一本3千円のはムリなので一本700円の葉巻を二人で試してみました。テーブル全てに火付け用のランプと木辺が置かれていて、ディスプレイとしてもなかなか綺麗で良い。何だかとてもリッチな気分になれるお店でした~。おススメです。




今日は、名古屋能楽堂に狂言を見に行きました。父(仕事は教師)の教え子である野村小三郎氏(能楽師和泉流狂言方)が出ていて、毎年父は見に行ってるそうだ。私は、能も狂言も見てみたいと思いつつ見たことが無かったので、連れてって貰いました。

なかなか面白かったです。舞台に入ったときからいーい緊張感が会場に流れてるんだよね、能舞台…全てヒノキで御座います。あったけ~何か空気が澄んでるよ。狂言なので面はあまりつけないみたいなんですが、今日は最後の演目『首引(くびびき)』で鬼とその娘の姫鬼がつけてました。この演目は笑いたっぷりで、鬼達が舞台の床を踏み鳴らして出すドシンドシンという音が迫力でいいんですよー。

でも何かこう狂言て、格式高い能舞台で凄くかっこいい演技してるのに実は凄くくだらない内容の話やってる感じ・・・?話の流れと台詞まわしも繰り返し系が多くて、ある意味ドリフを感じる(ごめんなさい)。オチの印象も(ホントすいません)。狂言は滑稽さが売りですから普通なんだろうけどね…。狂言を見て日本人の笑いは、ドリフに受け継がれ、今の漫才にも共通するものがある、と思い…ました!
シリアスなものもありました、『川上』という演目で、盲目の男を小三郎氏の父、野村又三郎氏が演じてたんですが、動きとが声とがすごかったです、鳥肌がたちました。
はー今度は能と共に見たいですねー。で、早速7月公演のチケット明日購入しちゃおうと思っています、ふふふ。


余談:会場で貰ったパンフレットで小三郎氏のプロフィールを見たら、最後の行に”愛知県立芸術大学非常勤講師就任中”とな。まあ、私と一緒の学校にいるじゃない。ムサビと違ってここは音科もあるもんな~。学校で会う音科生は洋物系ばっかりだけど、そりゃ邦楽科もあるよね~。





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