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あにま

え~、また銀座で展示を行います。今度は総勢20名という大人数の企画展に参加させていただきます。で、上の絵は最近描いたやつ(途中の段階の画像ですが)で、今回の展示には出しません。というかもう公募展に出して、何事も無く帰ってきた親不孝ものですよ、ええ。タチアオイの妖精描いたのがいけなかったのかな。

企画展には、日本画・・・出しません。全く新しい手法と材料で今試行錯誤しながら頑張ってるところです。また期限ギリギリで、多分幾つも朝日が昇る様を眺める事でしょう。

≪詳細≫
ー四歩展ー
7月31日(月)~8月5日(土)
12:00~19:00(最終日16:00まで)
場所/ギャラリーGK
http://www.jpartmuseum.com/g_gk/
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先週日帰りで京都行ってきました。いやー近いね名古屋ー京都間は!往復4千円、片道3時間で行けちゃうんですね(お金無いからバスだよー)。

京都国立博物館で大絵巻展がやっていたので、突如強行でGOしました。大学の先輩と。国宝の源氏物語絵巻とか鳥獣戯画とか滅多に見れない絵巻たちが一堂に集って展示される機会もあまり無いですから。内容は、結構ボリューミィで絵巻の歴史、時代の流れがよーくわかりました。

が!会場が超満員!館の中に入るのに60分待ちでした。しかも館内でも源氏と鳥獣戯画見るのに30分待ち・・・・ありえない。マジでありえない。さらに並ぶ列に割り込む人あり、それをなじる人あり・・・人間のあさましさも鑑賞できました(笑)。地獄草紙、餓鬼草紙(実は結構これが私の本命だったりする)など本物見れて感激・・・餓鬼草紙に出てる餓鬼のフォルムが、か・・かわいい~☆物凄く気に入りました。しかしグッツ、餓鬼のTシャツやストラップがあるわけも無く、しょんぼりしていると、は、あった!はがき用の小さいクリアファイルに走る餓鬼の姿が♪・・・購入ー。

やはり元々の目的が物語を楽しむ為というものなので、楽しめました。でもこれが人がなかなか流れていかない原因でしたけど。

博物館を後にして、まだ時間があったので私たちは、竹内栖鳳という京都画壇の日本画家の旧私邸が、お洒落なレストラン&バーになっているらしいので行ってみました。門の外でうろうろしていると、冷徹そうなボーイさんがわざわざ坂の下までお出迎えに。
レストランの方はイタリアンレストランになっていて、高級コース料理が食べられる。そんなお金も時間も無い私たちはちょっとお茶をする為バーに案内された。純日本家屋の中にモダンなバーが。庭園を眺めつつケーキと紅茶を注文。店員は何故か全てイケメンで必ずテーブルに来ると方膝をついて対応する。うわ~なんかお嬢様になった気分だよ!そして店内をうろつきたいが為にトイレへゴー。席に戻る途中に会った店員3人全てが「おかえりなさいませ」と私に対してお辞儀。え、トイレ行ってただけなのに「おかえりなさいませ」!?は・・恥ずかしい。

葉巻がずらっとウィンドウの中に置いてあって、注文もできる。色々説明を聞いたら、葉巻は肺まで吸わずふかすだけでその匂いを楽しむものなのだそうだ。知らなかった。2人とも煙草は全く吸わないのだが、其れを聞いて挑戦する事に。一本3千円のはムリなので一本700円の葉巻を二人で試してみました。テーブル全てに火付け用のランプと木辺が置かれていて、ディスプレイとしてもなかなか綺麗で良い。何だかとてもリッチな気分になれるお店でした~。おススメです。




今日は、名古屋能楽堂に狂言を見に行きました。父(仕事は教師)の教え子である野村小三郎氏(能楽師和泉流狂言方)が出ていて、毎年父は見に行ってるそうだ。私は、能も狂言も見てみたいと思いつつ見たことが無かったので、連れてって貰いました。

なかなか面白かったです。舞台に入ったときからいーい緊張感が会場に流れてるんだよね、能舞台…全てヒノキで御座います。あったけ~何か空気が澄んでるよ。狂言なので面はあまりつけないみたいなんですが、今日は最後の演目『首引(くびびき)』で鬼とその娘の姫鬼がつけてました。この演目は笑いたっぷりで、鬼達が舞台の床を踏み鳴らして出すドシンドシンという音が迫力でいいんですよー。

でも何かこう狂言て、格式高い能舞台で凄くかっこいい演技してるのに実は凄くくだらない内容の話やってる感じ・・・?話の流れと台詞まわしも繰り返し系が多くて、ある意味ドリフを感じる(ごめんなさい)。オチの印象も(ホントすいません)。狂言は滑稽さが売りですから普通なんだろうけどね…。狂言を見て日本人の笑いは、ドリフに受け継がれ、今の漫才にも共通するものがある、と思い…ました!
シリアスなものもありました、『川上』という演目で、盲目の男を小三郎氏の父、野村又三郎氏が演じてたんですが、動きとが声とがすごかったです、鳥肌がたちました。
はー今度は能と共に見たいですねー。で、早速7月公演のチケット明日購入しちゃおうと思っています、ふふふ。


余談:会場で貰ったパンフレットで小三郎氏のプロフィールを見たら、最後の行に”愛知県立芸術大学非常勤講師就任中”とな。まあ、私と一緒の学校にいるじゃない。ムサビと違ってここは音科もあるもんな~。学校で会う音科生は洋物系ばっかりだけど、そりゃ邦楽科もあるよね~。


今日は、針灸・マッサージ師の兄が近くの畑を借りて営んでいる農作業の手伝いをしました。この辺りって家からちょっと行っただけでめちゃくちゃのどかな田舎の景色が広がってるんですよね~。快晴!

今日はピーマンの苗と、サツマイモ、里芋を植えました。あとは育ってきた玉ねぎたちの周りの雑草を刈って、刈った草を捨てるんじゃなくて玉ねぎの周りに被せる。普通、畑の野菜の周りは綺麗に雑草が抜いてあって、何も生えていない、雑草が生えない薬や農薬も使う。しかし兄の手法としては、雑草は根まで抜かず、刈る。雑草たちがひしめく中で、野生の野菜の状態で育てているのだそうだ。刈った草を被せるのは、日が当たりづらくなって、雑草が生えにくくなるからだそうだ。

普段たくさんの種類の野菜を食べていますが、意外と野に生えている野菜の姿って知らないものだなぁ…と思いました。玉ねぎって私は土に埋まってるものだと思っていたけど、玉の部分は茎でその下からが根っコだから成長すると、土の上に乗っかってるみたいなんです。そろそろ収穫らしいです。あと大根の花やその種の形体なんて初めて知りましたし、えんどう豆みたいな種でした。今の人は売っているものを買うのが当たり前で、自分たちの口にするものがどうやってできているのか、どんな花を咲かすのか、どんな種をつけるのか、実は全然分かっていないんだなと思いました。野菜にしても、魚にしても、色々。

見方って色んな場面で変わりますよね、んで変わると新しい情報が自分の中に入ってくる。認識するんですね、今まであったけど見えてなかったものを。見方によって、"ある"のに"無い"ものにされてしまったり、"無い"のに"ある"と認識したり、なんて曖昧な世界でしょうか。最近車校に行き始めて、町の中の標識の多さに驚いたというのも、その一例でしょうね。
そして今日は少し見方が変わったかな、という感じでした。


東京の展示無事終わりました。
とても刺激的な一週間でした、毎日銀座に通う、なんて華やかっ!
クールなビルイパイ!カコいい!華やかな人たちもイパイ!キャーほ・こ・て・ん!(田舎もんか!)

そして画廊来る人の層もた…多様…評論家の人とか来るモンなんですねーいやあビックリ。来廊者の皆さん、濃い人ばかりでした。イキナリ核心な質問飛び出ますしね、表面的なことよりは内面的なことを言われる方が多かったです。自分の中では納得できる意見と出来ない意見と、両方ある感じでしたね。展示をするのはいい勉強になると思いました、ほんと。

名古屋帰ってきてから、これからは本当に当分東京に行く事はなくなるのか~と思ったら少しテンション下がったけども、なーんかやる気出ねえな…という感じだったけども、急にっ、今日っ、何かやりたくなってきた色々。銀座で展示、それはそれとして楽しかった。次へ進もう、おう。あと、心が恋愛方面のもやもやに行ってたのが、晴れてきて作品に打ち込む体勢になってきた。現在行ってる愛知芸大第三研究室、日本画描くアトリエが無い、しかし今廊下にあるごちゃごちゃしたものを片付けて巣を作ってやろうと目論んでいます。家って何か描く気分にならないんです、家族が居たりとか、山のような蔵書の誘惑のお陰で…、だからむりにでも学校にスペースが欲しいのですね~。

東京で、見たい展示がたくさんやっていたので色々見てきました。
『レオノール藤田展』東京都近代美術館
『カルティエ現代美術財団コレクション展』東京都現代美術館
『日本の神々と祭り-神社とは何か?』国立歴史民族博物館
『京都に花開く日本画展』平塚市美術館

あと、丁度銀座で、京極夏彦氏の本のカバーに使われている人形の作品を作っている荒井良氏の個展にも行ってきました。本物が見れてメチャクチャ感動しました!あれ、木彫りじゃなくて張りぼてなんですって!紙で出来ているんです。だから作品はとても軽いらしい。写真よりも本物は何かこう愛嬌がある感じというか、恐さ、みたいなものは無かったですが、綺麗でしたね。私はカバーになってる写真の雰囲気の方が好みですけど、面白い作品形体だなと思いました。
前述の4つもかなり良かった。この感想はまた後ほど書こうかな。

ちなみに下の写真は、展示帰りに寄った府中の「くらやみ祭」のおばけ屋敷。一人で行ったから恐くて入れず、ネタにもならず。出口から中学生女子5人組が、ドミノ倒しになりながら物凄い叫び声を上げて出てきたのを目の当たりにしたら、誰だって一人じゃ入れないよね?入り口から出る屈辱を味わうのは、後楽園で入った楳図かずおプロデュースのお化け屋敷だけで結構ですよ。





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